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割とコンピュータよりの情報をお届けします。

2023年

PyScriptはすぐに使えるのか?

CMSと組み合わせてもPyScriptはすぐに使えるのか非常に疑問だった。
一応バージョン番号付けが1未満になっている意図は察しつつ…。

デモのhello worldを張り付けてみたら以下のようになる。最初はpyscriptのライブラリを見込む必要がある。結構ロードするファイルサイズがでかいことが分かったので公開を中止した。
改めてspimle clockの方をインラインフレームで作り直した。

意図通りにはならない。

HTMLではコード中の改行を気にしない仕組みだからでないかと思われる。それ用に作られているCMSのエディタでは改行を気にしない。Pythonは改行とインデントを気にする。(違うのかな)
少し検討が必要かもしれないが、サンプルではMatplotlibの使用例を含んでおり、データをお客に見せるときにこれでよいのであれば使えるかもしれない。
念のため確認だが、依然としてChrome系統のブラウザで動作確認をして活発に更新されているのでわずかな変化で動作に問題が生じる可能性がある。
デモページの3d表示のサンプルも直前まで動いていたような気がしたが、今日は動いていない

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2023/06/06 コンピュータ   TakeMe
タグ:Python

Bodhi LinuxでAvalonia UIアプリの使用

最近 .NET 7.0 GUIアプリケーションがWindowsで開発できるようになってきている。割と便利だ。

GUIアプリケーションの作成にxamlを使用していると、最初は大変だったが慣れてくると割と便利だ。.NET Framework 4.5程度のときはMVVMの対応に割と時間がかかってイベントハンドラを記述するなんてやっていたが、最近はMVVMの対応が楽になった。
そして.NET MAUIやAvalonia UIやUno Platformはそれをマルチプラットフォームに拡張する。
例えば、Avaloinia UIのアプリケーションをUbuntu 20.04で実行してみた。

wget https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/20.04/packages-microsoft-prod.deb -O packages-microsoft-prod.deb
sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb
sudo apt update
sudo apt install aspcorenet-runtime-7.0
LC_ALL=C dotnet AvaloniaApplication1.Desktop.dll

LC_ALL=Cが大事みたい。

ただ、.NET Framework 4.x世代の安定した互換性に比べて.NET 5.0 .NET 6.0 .NET 7.0の機能の追加・廃止の速さは少し怖い
(.NET Framework 4.xもWindows 7 の最後における.NET Framework 4.8のシステム破壊(WPFアプリがクラッシュする問題)はあったが)

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2023/06/05 コンピュータ   TakeMe

Mondo Rescue をUbuntu 20.04でインストール

Mondo Rescue をUbuntu 20.04でインストールしてみた。しかし、依然としてefiには非対応である。どうしても使いたい場合には、バグを自分で修正する必要がある。

Ubuntu 20.04でMondo Rescueをインストールしてみることにした。
まずは、
sudo vim /etc/apt/sources.list.d/mondorescue.sources.list
内容は以下の2行。

deb http://www.mondorescue.org/ftp/ubuntu 20.04 contrib
deb-src http://www.mondorescue.org/ftp/ubuntu 20.04 contrib

この状態で、

sudo apt update 

を実行するとkey is not available: NO_PUBKEY 6BA8C2D220EBFB0Eなどの表示がでるので、

sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 6BA8C2D220EBFB0E
sudo apt update
sudo apt install mondo
sudo apt install isolinux
sudo apt install xorriso

ここまで。さらに、
sudo vim /etc/mindi/mindi.conf
として

EXTRA_SPACE=1024000
BOOT_SIZE=307200

Ubuntuのgenisoimage はefi booting のディスク作成機能を持たないために、UEFI環境でbootディスクの作成には失敗する。らしい。

どうもこの続きがあってUFEI環境では
sudo apt install syslinux-efi
とxorrisoを自分でビルドするが示されている?

ディストリビューションによってはできるらしい。

インストールしてさらに
/usr/sbin/mindi
をテキストエディタ(vimなど)で開き ../libutil.c32を探す。
その行のcp $LDLINUXE64/../libutil.c32を
cp /usr/lib/syslinux/modules/efi64/libutil.c32
と変更してしまう。

                                # cp $LDLINUXE64/../libutil.c32 $efidir 2>> $LOGFILE || Die "Cannot copy $LDLINUXE64 to $efidir). Did you run out of disk space?"
                                cp /usr/lib/syslinux/modules/efi64/libutil.c32 $efidir 2>> $LOGFILE || Die "Cannot copy $LDLINUXE64 to $efidir). Did you run out of disk space?"

今のところインストールはできるがバックアップに成功するにはmindi.confでEXTRA_SPACEを結構大きく設定する必要がある。
上の例はConoha VPSでUbuntu 20.04をバックアップしたときのものである。UEFIでは今のところ無理(2023.06.11追記)

UEFIではバックアップまではできるが、リストアに成功していない。

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2023/06/03 コンピュータ   TakeMe

Windows 11 「アカウント>家族」が曲者

ローカルアカウントからMicrosoftアカウントに切り替えたいなーと思ったときにOffice 365 Familyなどを使っている場合には、注意があるようだ。

ローカルアカウントからMicrosoftアカウントに切り替えたいなーと思ったときにOffice 365 Familyなどを使っている場合には、ファミリーメンバーのアカウントが待機状態になっている。いつでも「設定」から有効にできるアカウントである。

この状態でも、(ファミリーメンバーに含まれているMicrosoftアカウントに含まれていれば)「このデバイスの他のユーザーがこのMicrosoftアカウントを使用しているため、ここに追加することはできません」と表示されて自分のアカウントもMicrosoftアカウントに切り替えることができなくなるのだ。
おそらく多くの人は自分で登録した覚えがないので、「???」となる。
 lusrmgr.mscを実行してデバイスに登録されている「ユーザー」を一覧表示させてみると初めて待機状態になっているアカウントがあることがわかる。長すぎるアカウント名は一部省略名が使われる。アイコンに下向き矢印が表示されている場合には、待機状態になっていて、「設定」>「アカウント」>「家族」から「サインインを許可する」ボタンをクリックすると有効になる。

十分に注意が必要だ。しかも、日本では発売が遅かったため日本語の情報が不足している。
「このデバイスの他のユーザーがこのMicrosoftアカウントを使用しているため、ここに追加することはできません」と表示されたら、 lusrmgr.mscで いったん待機アカウントを削除してやると、ローカルアカウントをマイクロソフトアカウントに変更できるようになる。英語のMicrosoftサポートコミュニティには2019年時点でこのような情報が入っている。

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2023/05/28 コンピュータ   TakeMe