先にopen62541をVisual Studio Express 2017 for Windows Desktopでビルドする記事を書いたが,x86用しか書いていなかったがx64用のビルドはどうするのか気になっていた。CMakeの-GオプションにWin64を追加するだけだった。
先のページに対して
mkdir build cd build cmake .. -G "Visual Studio 15 2017"
としていた部分をいかのように直すだけ。
mkdir build cd build cmake .. -G "Visual Studio 15 2017 Win64"
これ自体は巨大なライブラリではなくランタイムを除いてコンパイルするとx86用では1 MBを超えない。x64用は5割程大きく1 MBを超える。
DLLが作りたい場合には-Dオプションを付ける。(順番には注意: オプションは-Dがパスより先である必要があるらしい)
cmake -D BUILD_SHARED_LIBS=1 .. -G "Visual Studio 15 2017 Win64"